小銭稼ぎ

昨日、びっくり仰天の知らせが入った。
ビーチバレー繋がりで紹介してもらった
新たなインドアバレーの活動グループ。
日曜日の午前中に3時間のプレーができる。
もちろん空きスポットがあればの話だ。

オーガナイザーの1人が、
毎週欠席者の穴埋めでサブプレーヤーを探している。
嬉しいことに、最近は毎週のようにお声がかかる。
私たちのグループより質の高いゲームになるので
参加できるのは嬉しい。

グループは長年の付き合いのメンバーの集まりのようで、
みんなで旅行へ行ったりもしていて仲がいい。
今年の初めには、メキシコがどこかに
グループで行っていたなんて話も聞いた。

そんな彼らだが、
昨日のバレーですごいドラマが展開したらしい。
私たちも参加する予定だったのだが、
参加費の支払いが遅れたために、
空きスポットを逃してお家でまったりの
日曜日を過ごしていた。
(私は仕事に追われていたが…)

ソファですっかりナマケモノと化していた旦那の元に
Heads up!(注意喚起)のテキストが送られてきた。
そう、この『参加費』とやらが
実は眉唾ものだったらしい。
オーガナイザーは、サブでプレーする人から
参加費として16ドルずつ徴収していたのだが、
このお金が丸々彼のポケットに入っていたという。

私たちのバレーグループもそうだが、
グループで一定期間施設を借りる場合や、
リーグに参加する場合は、
大抵レギュラーメンバーが
必要経費を最初に支払っている。
そのため、サブで呼ばれた人はラッキーで
無料で参加できることがほとんどだ。

民間の施設などでのドロップオフ形式だと、
参加する度にいくらかのお金を払う必要がある。
そういう意味では、このグループのやり方は
ちょっと変わってるなとは思っていた。
ただ、それが彼らの方針であるなら
こちらは受け入れるまで。
払う価値がないと思えば誘いを断ればいい。

徒歩圏内。木の床。高い天井。
ゆったりとしたスペースの体育館。
エキサイティングなゲーム。
メンバーでもないのに
そこに招待してもらえるのだから、
こちらとしてはありがたい。
私たち、何の疑念もなくお金を送金していた。

ところがこのお金は、
グループの面々の知らぬ所で
いつか間にか1人の人間が始めたことで、
こっそりと小遣い稼ぎをしていたことになる。
どうりで、「参加します!」と返信をしただけでは
確約にならないハズだ。
小遣いを増やすためには、
すぐに支払ってくれる人を選ぶのは当然の流れだろう。
なんかすべて腑に落ちてしまった。

無料でプレーできるサブの特典は私も好きだが、
いくらかのお金を払うことに対しても
決して反対の立場じゃない。
オーガナイザーの役が大変なのを知っているだけに
そういうシステムで運営していてもいいと思う。
ただネコババはダメよね。
なんか社会の縮図を見た気がした。
“テレビの人になる”のって
きっとこういうとなんだろうなと妙に感心してしまった。

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