先延ばし

約3ヵ月のブレイクを挟んで、
昨日からインドアバレーが再開した。
学校の体育館を借りているので、
学校が夏休みの間は活動休止になる。
カナダのスクールイヤーは9月から6月だ。
毎年、週1の頻度でその期間を丸まる借りている。

このグループを長らく率いていたオーガナイザーが勇退して
地元のロンドンに帰ってしまったあと、
うちの旦那がその役目を引き継いだ。
オーガナイザーの最も重要な仕事は、
毎年、体育館の使用許可を得ることだ。
申請の受付がオープンしたらすぐに申し込み、
許可が下りたら使用料金を支払う。
出遅れると他のグループに取られてしまう可能性もあるので、
責任重大だ。

その他にもネットやボールの管理。
保険の手配。
毎週、出欠確認をとり、
欠席者の代わり(サブ)を探すこともしている。
急な学校行事や悪天候などで
体育館の使用がキャンセルされることもあるので、
活動があるかどうかの一斉連絡も毎週欠かせない。
結構なボランティア活動だ。

使用料の支払いは、当然ながら全額負担し、
(*実際には数回に分けて引き落としされる)
あとで皆から回収することになるのだが
ここで、人の人格が現れる。
20万を超える使用料を立て替えている人がいることを考えたら、
自分の分は速攻支払うのが礼儀というものだろう。
全額を一気に支払っているわけではないが、
お金に関しては最初にきちんとすべきだと私は個人的に思う。
他のリーグなら、そもそもお金を払わなければエントリ―できない。

カナダはe-transferという便利な送金システムが浸透している。
相手の口座番号を知らなくても
e-mailアドレスさえ知っていればお金を送金できるものだ。
早い人は旦那が使用料の告知をした後すぐに
このe-transferでお金を送金してきた。(☜優秀)
もちろん、現金主義の人もいるので
その場合はゲーム初日に現金を持ってくる。(☜常識)

ところが、どちらもしない人がいる。(☜非常識)
今回は2人いたが、その内の1人は昨年もそうだった。
確か昨年は始まってから3、4週間経っても未払いが続いた。
支払いを遅らせる意味が分からない。
3週間近くも前に告知されているにもかかわらず、
現金をおろす時間がなかったという言い訳は受け入れ難い。

安定した仕事をして、家も車も持っている。
もっと費用のかかる別のリーグにも毎年参加し、
プレー後のパブにも毎回顔を出す(昨日も参加)ことからすれば、
お金の工面が厳しい状況とも言えないだろう。
なぜすぐに払わないのか?
人格を疑ってしまう…
先延ばしにしたところで何の得にもならない。
支払っている人を横目で見ながら彼は何を思うのか…?

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