旦那が発端の風邪。
先週、突然喉の痛みに襲われて以来、
まんまと風邪に飲み込まれた。
喉の痛みは2日でほぼ収まったが、
そこから咳の襲来が始まる。
乾燥している部屋の空気も手伝って、
一旦咳が出始めると止まらない。
喉が乾燥している時の恐ろしさは半端ない。
それこそ突然、喉の器官がピトッと張りつき、
(ピタッではなく、”ピトッ”がポイント)
呼吸困難に陥る。
認めたくはないが、
これは老化も大いに影響していると思われる。
よく母がこれで咽ていたのを覚えている。
自分が若かった当時は理解できなかったが、
今、身をもって体験中だ。
この恐ろしい嗚咽…
私と旦那で交互に繰り返す。
近所にも響き渡っているに違いない。
特にただでさえ地声がデカイ旦那の嗚咽はすさまじい。
”一体全体何の騒ぎだ?”って
思われてるかもしれない。
家の中を移動するにも水とのど飴が手放せない。
喉のうるおいを切らしてはいけない…
そして時に、鼻水もたれる。
汚い話で申し訳ないが、
昨日は久々の青っぱなにお目にかかった。
私は慢性鼻炎持ち(花粉症でもある)なので、
1年中鼻をかんでいるが、ほぼ透明だ。
これには”ああ、私は風邪をひいているんだな”と
妙な説得力があった。
こちらには日本のように、
『鼻セレブ』なんて気の利いたティッシュなど
存在しない。
1日何回も鼻をかんでいると鼻の周りが痛くなる。
しかし、うちの旦那は勇敢にも
トイレットペーパーで鼻をかむ。
ティッシュが必需品の私にとってはありがたい。
決して『鼻セレブ』のような柔らかさはなくとも、
やはりティッシュの方が肌には優しい。
私一人で独占できるのは
コスト的にも在庫的にも大いに助かるってものだ。
しかし、問題はここからだ。
トイレットペーパーは作りが粗いせいもあるのか、
繊維くず?が大量に散る。
そして旦那の鼻のかみ方も
ビリリリリというかブルルルルというか
空気だけが豪快に鼻から噴出されているだけで、
”水”らしき音は一切ない。
その空回りしてるような”ぶーっん!”って鼻息が
余計に繊維くずを吹き飛ばしてないか?疑惑もある。
そのせいで、トイレはおろか
部屋中にトイレットペーパーの雪が積もる。
粉雪どころではなくぼた雪サイズだ。
(これはトイレットペーパーの質のせいか?)
そしてまたお約束は
この雪が目に入るのは私だけだということ。
節穴の目を持つ旦那は気づかない。
数分ごとに後始末に追われる私の身にもなってくれ。
本調子じゃないのは私も同じ。
旦那よ、余計な仕事を増やしてくれるな。
頼むから…
部屋に降る雪

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