雪国へ。
友人夫婦からお泊まりのご招待を受けた。
来週には私は日本へ、
友人夫婦も、私の数日後には旅に出る。
夏に予定していたお泊まりも、
今年は彼らが忙しすぎて実現しなかった。
そこで、ポッカリ空いたこの週末に
呼んでくれたのだ。
急な話ではあったが、
私たちは二つ返事で
ありがたくお誘いに乗った。
彼らはトロントにもコンドを持っているが、
現在の生活拠点は
北へ2時間30分ほど離れた
Meafordという街だ。
ヒューロン湖に面しており
夏は湖でのウォータースポーツ、
冬には近くのブルーマウンテンで
ウィンタースポーツが楽しめる。
つまり…”雪国”である。
出発時点のトロントは曇り。
雪はまったくない。
前日までの2日間で
Meafordには雪が降ったらしく
移動当日も、Meafordは雪の予報だった。
仕事があった旦那とは別行動になり、
私は一足先に、友人妻の車で出発。
高速を1時間も走ると、
雪景色が目に入るようになってきた。
場所によってはスコールが吹き荒れる。
時には強い横風に煽られ
車体がふわっと横に揺れる。
スコールの中での運転は怖い。
あたり一面真っ白で何も見えない…
私は助手席に乗っているだけで
呑気なものだが、
ハンドルを握っている友人は
神経をすり減らしていたに違いない。
不思議なのは、先へ進むにつれて
雪がどんどん深まっていくわけではなく、
ドライな地域とスコールが
交互にやってくることだ。
雪が積もっていると聞いて
フカフカの新雪を踏みしめることを
密かに楽しみにしていたのだが…(子供か?)
スコールには遭遇するものの
積雪量は大したことなく、
膨らんだ期待が徐々に萎んでいく。
しかし心配は無用だった。
最後にやってきた
一番酷いスコールを通り抜けると
その先は私の期待していたとおりの
銀世界が広がっていた。
家に着くなり
ドライブウェイの雪かきを買って出た。
その雪の軽いこと!
日本の(関東)湿った重い雪と違い
ドライでフワフワのパウダースノーなのが
更にテンションを上げてくれる。
明日は、新雪を思う存分踏みしめよう!
Comments コメント