留守番

日々の暮らし

今日から11日間、旦那が留守になる。
日本への一時帰国を除けば、
これだけの期間一人になるのは初めてだ。
ウキウキが止まらない。

近年、義母は自分のルーツをたどるロードトリップをし始めた。
まだ元気で動けるうちに、会って色々話したい人たちがいるらしい。
義母は7人兄妹だが、
70年代にその半分がカナダの東側に移り住んでいる。
オンラインが普及し、顔を見て電話ができる時代にはなったが、
やはり実際に会うのとは違う。
そしてこの夏、アルバータ州に住む兄妹に会いに出かけることを決めた。
義母と同じ街に住む弟さんと、旦那の3人で旅に出る。

これに私がついていくか行かないかは軽く議題にのぼったが、
ありがたいことにすんなりと留守番が認められた。
今回メインで会う予定の義母のお兄さんと妹さんには、
それぞれ1度会ったことはある。
ただそこに旦那のいとこ、そしてその家族などなどが加わり
家族談義に花を咲かせることになる。
週末だけの滞在であれば頑張れなくもないが、
1週間以上ともなると、私にはきつすぎる…

私は自分の家族・親戚とも、そうやって過ごした経験がない。
年に1度、お正月のかしこまった席で顔を合わせるだけの存在だった。
おじいちゃんやおばあちゃんに会いたい!
というような密なつながりは一切なかったし、
従妹同士遊ぶというシチュエーションもなかった。
兄妹が絶縁しているとかではないのだが、
なぜかそういうクールな家系だったようだ。
私が内向的なのも、そんな育ちが大きく影響しているのかもしれない。
ポーンと人の輪の中に入っていける人がうらやましい…

広いカナダ。
なかなか行くことのない場所に行けるチャンスではあったが、
行っても楽しめないことは目に見えている。
何かと鈍感な旦那も、さすがにそこは分かってくれたようで、
今回は最初から私抜きで話をすすめてくれた。

義母の弟さんは、昔飛行機で恐怖体験をしたのがトラウマで、
今回も飛行機に乗ることを嫌がった。
しかし、何とか説得してチケットを購入していたものの、
3日前になって、「飛行機には乗らない」と言い出した。
ただ、アルバータ行きは諦めていないようで、
後から「列車で追いかける」と。
この列車、目的地まで2.5日かかる。
$600弱のフライトチケットを捨て、
新たに$1400を投資し、往復に5日かけるという
その心意気には驚かされた。
(私ならアルバータ行きを諦めるだろう)

紆余曲折を経て、
最終的には意を決して飛行機に乗ることになった弟さん。
かつての恐怖体験を
少しでも払拭できる快適なフライトであることを願う。

一人残された私は… さて何をしよう?
しばらくしていない大掃除もしたい。
するする詐欺で出来なかったトロント探検を
一人でプチ体験することも考えている。
そして何より、毎日日本食を味わうのが最高の幸せだ。
色々なレシピに挑戦してみたい。
それにはまず、張り切って買い出しに出かけなければ!!

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