脅威のバイタリティー

現実の世界に戻ってきた。
友人に車で送ってもらい、
さらに彼は車のない私たちのために
空っぽの冷蔵庫を埋めるための食材の買い出しまで
付き合ってくれた。
そんなホスピタリティの塊でできている友人は、
そのあとボートセーリングで
トロントアイランドまで行き、
夫婦2人でスイミングを楽しんだらしい。

しかも、その夜はまた
彼の所属しているヨットクラブのイベントナイトに
(Orangemanという人気のバンドが演奏)
かつての彼が経営していたキックボクシングジムの
”ソーシャルナイトメンバー”*を呼び、
夏の夜をとことん楽しむハッスルぶり。
(*ジムをクローズ後も数人のメンバーとの
ソーシャルナイトの集いが続いている)

もちろん、私たちも参加した。
私はこの集まりへの参加は不定期なのだが、
場所がパブではなくヨットクラブということもあり、
短い夏を逃す手はないので今回はついていった。
苦手とは言え集まる面子は決まっているので
雰囲気に少しずつ慣れてきてはいる。
が、やはりダンスは避けたい…

メンバーの1人の女性は、
いつもどこかで私を気遣ってくれる雰囲気があり
すごく助かっている。
他の人と比べると一見控え目に見えるのだが、
昨夜は彼女の真の姿を始めて目の当たりにした。
エンジンがかかるのが穏やかなだけで、
いやいやどうして。
ワインがいい具合に全身に行き渡った後半は
彼女の鋭い発言がポンポン飛び出す。
もしかしたら参加者の中で
一番ハッキリした物言いをする人かもしれない。
しかしそうなった状態でも、
常に私を輪の中に引っ張ってくれる優しさは失わない。
なんかとても好きかもこの人…

1週間のバケーションから帰宅し、
遅れ気味の仕事を終わらせ
すぐに寝たい気分ではあったが
バケーションのいい締めくくりになった気がする。

この友人夫婦は、この後自宅へ戻り
(車で2時間ほど離れた街)
日曜日は別の友人たちとバーベキューだそうだ。
何たるスタミナ!
これで私たちより10歳年上なのだから
あっぱれである。

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