開けっ放し、置きっぱなし、
脱ぎっぱなし、やりっぱなし…
いったいあなたは何歳なのか?
今朝もキッチンにバターが放置されていた。
いつも、ブロックのバターを1/3程度ずつガラス容器に移し替え、
使用分を常温で置いている。残りは冷蔵庫で保存だ。
朝食のトーストに塗るバターが足りなかったのか、
新しいバターを冷蔵庫から取り出すと、
直にバターナイフでえぐって使う。その後は放置だ。
「1/3サイズに切って、ガラス容器に入れる」という親切なことはしない。
それなら、せめてめくれ上がったバターの包み紙を
ある程度もどして冷蔵庫に入れておいてくれ。
キッチンの棚の扉は常に開いている。
彼が使った食器がある扉は“ワイドオープン”のままだ。
フォークやナイフが入った引き出しも締まり切っていない。
引き出しを開けたままで料理するので、調味料の粉が降り積もる。
(余談だが、調味料をムダに高い位置から振りまくるのは
なんか意味があるのか?料理がおいしくなるとでも?
飲料水を注ぐ時も同じだ。そのせいで、
調味料も水も派手に飛び散っていることに気づいていないのか?)
以前にも書いたが、うちの料理長は旦那だ。
彼がキッチンを使っているときは、なるべく近寄らないようにしている。
とにかく派手に汚されるので後片付けは一仕事だ。
隙を見計らっては、素早く洗い物をしたり汚れを拭き取ったりするのだが、
キッチンの棚はもぐらたたき状態になる。
また彼には夕食後にテレビを見ながら次々とつまみ食いをする悪い癖がある。
ビールの缶、スナックの袋、果物の芯…
そういったものは、食べた/飲んだ場所に置き去りだ。
私としては、ゴミを放置したまま一夜を明かしたくない。
ただ基本的に私の方が先に寝るので、どうしても最後の片付けができない。
日本だったら、ゴ〇〇〇が出てくるだろう。
幸いなことにカナダではあまり見かけないが、
その代わり大物のネズミがいる。
そんな余計なものを引き寄せたくはない。
しかし何度お願いしても、「ぱなし」の癖は治らない。
開けっ放し、置きっぱなしに加えて、
脱ぎっぱなしも私の気分を逆なでする。
靴下は裏返し、あるいは裏返しの上に丸まったまま。
シャツも裏返しなのは当たり前。
長袖のシャツになると袖が行方不明状態。
上着類は脱いだところに置きっぱなしするので、
回収にも時間がかかる。
極めつけは、トイレの小を流さない。やりっぱなし。
これは本当に意味が分からない。
だが、カナダ人の旦那を持つ私の友人の中では結構あるあるだ。
歯を磨いた後の洗面台にカスが残っているのも腹が立つ。
本人は歯磨きのあとシンクをすすいでいると言い張るが、
きちんとすすいでいたら汚れは残らない。
掃除しても1日と持たないこの虚しさよ…
今日も「ぱなし」との闘いが続く。
Comments コメント