酔った。
酒に?ダンスに?雰囲気に?
いやいや人の波に。
フェスティバルってやつは、
やっぱり私には向かない。
夏のトロントは、
毎週のようにどこかでフェスティバルが開かれている。
人種のモザイク都市と言われるだけあって、
同じ国出身の人々が集まってコミュニティーが形成され
各地にエスニックタウンと呼ばれる地域があるのが
いかにもトロントらしい。
グリーク・タウン (ギリシャ)、リトル・イタリー、
キャベッジ・タウン(アイルランド)、
ロンセスビル・ヴィレッジ(ポーランド)、
ポルトガル・ヴィレッジ等々。
昨日私が行ったのは、
ポルトガル・ヴィジレッジで行われていた
Do West Fest だ。
16ブロックもの長さのストリートがブロックされ
ストリートの両サイドにずらっとベンダーが並び、
そこかしこにいるDJがMusicを流す。
公園などのスペースにはステージが設けられ、
ノリノリのMusicに合わせて
ダンスをする人たちで溢れかえる。
5時くらいに友人たちと待ち合わせ。
近くのお店で軽く腹ごしらえ…の予定だったが、
フェスティバルでいろいろなFoodが食べられることもあり、
結局控え目にスナックとビール程度に抑えることに。
そしてフェスティバル会場まで徒歩で移動。
眼前に迫ってきた人込みエリアに、
私は早々と絶望感を抱く。
とにかく人・人・人。
そして簡易トイレの前にできる列。
あ、そうだったと思い出す。
私がフェスティバル嫌いな理由の1つがトイレ。
水分を取れば人間誰でもトイレに行きたくなる。
しかし、私はあの簡易トイレの汚さが耐えられない。
トイレに行きたくないので水分を控える。
これってマジで体に良くない。
歩けば人に当たり、
立ち止まっても座る場所はない。
フェスティバルでいろいろ食べるはずが、
(本音を言えば、ストリートフードも買うのに並ぶし、
衛生面を考えると「?」だし、私はそんなに興味ない)
結局何も食べることはなく、旦那を含め友人たちは
ただビールを飲み続ける。
アルコールに弱い私は飲まず食わずだ。
そしてみんなのお目当ては、
ノリノリのDJに酔いながら踊ること。
空がだんだんと暗くなっていくにつれて、
DJエリアの人込みはどんどん膨れ上がる。
みな思い思いに体を揺らし、
ときには会場全体が合唱する。
みんな歌詞を知ってるくらい有名な曲らしいが、
私は知らん。
歌詞なんか知らなくても音楽に体を揺らせるならいい。
しかしダンスがどうも苦手な私は、
何でここにいるのか?と思ってしまう。
私の横にはファミリーがいた。
2人の子供はまだ1年生くらいだ。
父親は控え目だったが、母親と子供たちは
超ノリノリで楽しんでいた。
こんなクラブのような雰囲気の場所に、
5,6歳から参加してるなんて…
ある種のカルチャーショックを覚えた。
私なりに頑張ったが、
9:30頃に旦那を残して退散。
旦那はそのあとも
フェスティバルのバイブを楽しんだらしい。
いやぁ、どっと疲れた。
ストリートフェスティバル

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