リカバリー

エイジング

腰がおかしくなってから2夜が明けた。
尻もちの後遺症は簡単には消えてくれない。
(火曜の夜、バレーボールのプレー中に尻もちをつき、
腰をいためてしまった)
それは当事者の自分が一番よく分かっており、
腰がおかしくなった瞬間から、
回復まではしばらくかかるなと感じていた。

それでも、朝起きたら悪い夢から醒め、
何事もなかったかのように
動き回れることを期待せずにはいられない。
痛みで眠れないとか寝返りが打てないとか
そういった苦痛はないのだが、
靴下がはけない、トイレが微妙…
しばらく座っていた状態から立ち上がると
腰がピシッと立たないなどなど明らかに普通ではない。

机にむかって仕事をしていると
腰回りに鈍痛がではじめる。
その度にヨガマットにうつ伏せになり
腰回りの張りを緩めなければならない。
うつ伏せの姿勢が一番腰が軽くなる。
1日のうち、床に突っ伏している時間の
何と多いこと…
こんな状態では
とてもバレーボールなどできるはずがない。

そう、今夜はバレーボールナイト。
旦那は私の腰の具合をよく理解できないらしい。
(ぎっくり腰をやって最高潮にヤバかった時も、
どんなに大変かまったく理解してくれなかった…)
今朝ぎりぎりまで、
私の代わりのプレーヤーを見つけずに様子をみてくれていた。
(旦那はオーガナイザーなので、
欠席者が出た場合サブプレーヤーを探さなければならない)

それはそれでありがたい。
できることなら私だってプレーしたい。
しかし現実にはとても無理な話で、
泣く泣く今夜は欠席することになった。
私以外にすでに2人の欠席者が確定しており、
そのサブの手配は既にすすめていて
強烈なスパイクを打つ若者が1人参加することが決まっていた。
こういう時、うちの旦那にはこだわりが強く出る。
その若者と同レベルのプレーヤーを招きたがるのだ。

前任のオーガナイザーはそんな面倒なことはしなかった。
サブリストに載せているメンバーに一斉メールをし、
一番早く返信が来た人にお願いする。
First come, first served (早い物勝ち) 形式だった。
これが一番手っ取り早く効率がいい。
ところがうちの旦那は、力が拮抗するように
バランスを考えてサブを選考したがる。
エキサイティングなゲームを追求するがゆえなのだが
そのせいでいつも自分の首を絞めてしまうことになる。
今日も思いどおりのサブがつかまらず、
フラストレーションをため込んでいた。

しかし粘った甲斐あって、最高のサブをゲット。
今夜は間違いなくエキサイティングなゲームになるに違いない。
That is not fair! ずるい、ずるい、ずるすぎる!
私もそんな2人が参加するゲームで一緒にプレーしたい~~!
人生とはなんと不公平なのだろう。
私が家でヨガマットにうつ伏せになっている間、
旦那は久々に迫力のあるプレーを満喫している。
足がもつれて尻もちをついた自分のドンくささがうらめしい…

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