最悪だった…
それも夕方5時から突然の発症。
目は真っ赤で涙目。
鼻からは意図せず水が垂れる。
鼻のムズムズが一向に解消せず
くしゃみが止まらない。
元々慢性鼻炎かつ花粉症持ちで、
日本にいた時は毎年春が嫌いだった。
しかしカナダにきてからは
花粉症の症状はピタリと止まり
快適に春を楽しめるようになった。
しかし残念なことに、
年月とともに次第にアレルギー症状が出始めるように…
頻度としてはやはり春が多いが、
正直なところ、あまり季節は関係ない。
夏でも冬でも突然何かに反応する。
家の中で始まることもあれば、
外出先で始まることもある。
症状が現れ始めると、もう止まらない。
抗ヒスタミンの薬を飲んでもほとんど効いたためしがない。
ブランドを変えて色々試したが、結果は同じだ。
数年前に、オンラインで日本の専門医に相談したことがある。
その時に言われたのは、
薬局に売っているその手の薬は、
症状が出た時に飲んでも大して効かないと言われた。
日頃から飲み続けておくことで症状を抑えるものらしい。
薬も効かないってどれだけ悪いんだ?と思っていたので
それを聞いて少し安心した。
昨日は久々に友人に会いに行き、
超絶カワイイベビちゃんに会い癒しの時間を過ごしていた。
よいお天気の中散歩に行って
彼女の家へ戻るあたりからおかしくなった。
夜は別の友人と食事の予定があったので、
そのままベビちゃんと分かれ帰途に着いたのだが、
その帰りのストリートカーの中が大変だった。
ハンドタオルで口・鼻周りを押さえ、
必死にくしゃみを押さえる。
自宅に着くまでの1時間が辛すぎた。
自宅に着く頃には目は真っ赤に充血し
かゆみと涙が止まらない。
こんな状態で食事に行くって無理だろ?
ただ、レストランではなく
友人宅でのディナーだったのがせめてもの救い。
ハンドタオルとティッシュボックス持参で友人宅へ。
家を出る前に旦那に抗ヒスタミン薬を手渡され、
効かないのは承知でとりあえず飲む。
万一効いてくれたらラッキーくらいの信頼度だ。
友人宅についても「薬は飲んだか?」とすぐに聞かれる。
薬を速攻飲むカナダ人あるあるである。
(「飲んでない」と回答すれば、すぐに薬を渡されるし
「飲んだ」と回答すると、
「Good!」と合格?のサインを送られる)
くしゃみ、鼻水の症状を緩和するには、横になること。
何とか食事のテーブルは乗り切ったが、
その前後はずっとソファーに横にならせてもらった。
奇しくも、この日はカナダの総選挙。
選挙の開票の行方を見ながら、
政治論議が活発に交わされていた。
ただでさえ知識の薄い政治問題がテーマの会話は
私の耳にはいつも以上にくぐもって聞こえる。
0時過ぎにやっと自宅に戻り、
7時間にわたるアレルギーとの闘いに終止符を打った。
予定がつまっている時に反応するのやめて欲しいわ、本当に…
花粉症

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