夕飯が5口で消えた…
先日久しぶりに買い出しに一緒に行った。
昔は必ず2人で出かけたが、
最近は旦那が1人でしてきてくれることが増えている。
仕事終わりに一杯ビールを飲む口実ができて
旦那としても都合がいいのだろう。
そしてその日は、”Chiliでもつくるか” と
必要な材料をカゴに入れ始めた。
寒くなってくると食べたくなるChili。
(日本ではチリコンカンと言うのだろうか?)
ただ、私は辛いものが苦手…
いつもスパイス控えめで作ってもらっている。
うちでは、このChiliをカレーのような感覚で
ご飯と一緒に食べるのが定番だ。
旦那は、味見もせずに何でも適当に入れるタイプなので、
時には “す~は~、す~は~” しなきゃならないこともある。
そんな時はご飯多めで何とか対処する。
しかし今回はトマトソースを使わないらしい。
それってもうChiliじゃなくて別物だろ?
というツッコミは置いといて…
すべてはシェフにお任せだ。
昨日、昼を過ぎた頃から何やら準備が始まった。
仕事の合間に料理をスタートしたのはいいが、
色々と仕事の方が立て込んでいるのかFワードを連発する。
(忙しいとテンパるタイプ)
忙しいのに無理して作らんでも…とは口が裂けても言えない。
マルチタスクが得意と思っている節があり、
一言でも口を挟むと態度が悪化する。
ここは 🙈 🙉 でやり過ごすのがベターだ。
たまたま互いに昼食を取らずに夜に突入。
満を持して炊き立てのご飯とChiliをいただくことに。
私が昼食をスキップしたのは、
突発性アレルギーの症状がでて、
鼻の痒さと鼻水に格闘していたせいもある。
日中はあまり食欲がわかなかったが、
さすがに夜には心地いい空腹感を感じていた。
どんぶりにご飯をいれ、
その上にChiliもどきのシチュー?がかけられた。
トマトソースを使っていないので、
クリームシチューっぽいのだが、
全体的にキドニービーンズの小豆色が少し出ている。
しかもひき肉ではなくシチュー用の牛肉を使っているので、
もはやビーフクリームシチュー?
正直、Chiliでもシチューでも何でもいい。
おいしく空腹を満たしてくれればそれでいい。
食べ始める前に、
旦那が「少し辛いかも…」と付け加えた。
一口…? 二口…、ん?辛い。
少しどころじゃない。
それでも、お腹が空いてるから食べたい。
meat eaterとしては、サイコロサイズの肉も食べたい。
頑張って肉だけ拾って食べてみたが辛い。
辛いものを食べると口の中に火がつくのは皆同じだと思うが、
私はさらに胸が「ヤバイヤバイ!」と危険信号を発する。
私だけが辛いのかと思いきや、
「I’m not comfortable…」
まさかのスパイシーフードが好きな本人さえもギブアップ。
一体何のスパイスをぶっこんだ?
先日の買い出しで入手した
Jerk Seasoning (液体状のもの) なるものを使ったらしいが、
いつもの調子で適当に入れた結果…である。
始めて使う調味料。
辛さをチェックしてから使ってくれ~
しかも、どんぶり飯にしてしまったせいで、
貴重なご飯までが辛さに汚染されてしまった。
ご飯と分けてよそえばお米だけは救えたものを…
大事な大事な白米サマまで失うという大惨事。
炊飯器には炊いたご飯がまだ残っていたのだが、
一気に食欲が萎えた2人の夕飯は、
マスカットとクッキーだけで終わった。
鍋にたっぷりと残ったこのシチュー。
果たして誰が消費してくれるのだろうか?
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