フットワーク

仕事

何であれ、フットワークが軽い人に憧れる。
私は何事も受け身で
石橋を叩いて渡る慎重派だ。
新しいことを学んでも
いつまでも自身が持てずに
思い切って先へ進めない悪い癖がある。

今日もメルマガで飛んできた
インタビュー動画を見てつくづく思った。
お金を稼げる人は
とにかくフットワークが軽い。

オンラインが発達した今、
新たな知識を身に着ける機会は身近にある。
インタビューを受けていた人も、
オンライン講座を受講し始めた1か月後には、
その道で仕事を始めたと言う。
もちろん最初は数千円からだったが、
半年後には目標だった月5万を達成し、
1年経った頃にはコンスタントに
20万稼げるようになっていたらしい。

講座受講して1か月って、
私からしたら、イロハのイくらいしか知らない状態。
そんな時に仕事を受ける自信など私にはない。
しかし、そのスタートダッシュの違いが、
稼げるようになる人との大きな『差』になる。

そして私は大抵ハード面でも壁にぶつかる。
”初期投資は、あとで回収すればいい”という
度胸が足りない。
これを仕事にしよう!という決意の裏で
仕事にできなかったら…?という不安が頭をよぎる。
現実的に先立つものがない*ことも不安を煽る。
(*まったく不可能かといえばそうではないが、
”今の安定”を壊す勇気がない)

初期投資が必須なことを頭では理解しながら、
ズルズルと知識を固めることだけに集中し
投資する時期を先延ばしにする。
結果、ソフト面とハード面の
アンバランスな期間が長く続き
スタート時期が大幅に遅れていく…

今までの人生を振り返ってみても、
ずっとそんなことの繰り返しだ。
どれだけのチャンスを棒に振ってきたのだろう。
昔、派遣で働いていた時代、
別々の職場の2人の上司にかけられた言葉を
今も時々思いだす。

一人は、超短期の仕事でお世話になった会社の上司。
派遣社員にはあまり期待をしていなかったようで
「君は仕事ができる人だ」と
最終日に思いがけずお褒めの言葉をいただいた。
怖い雰囲気を持つ人だったので
驚くとともに嬉しかったのを覚えている。

そしてもう一人は、
当時30前半だった私より年下の若さで、
子会社の代表を任されていた上司。
「与えられた仕事はきっちりこなすけど、
新しいことを自分からしようとはしないよね」
私自身、自覚していることを
ズバリと言い当てられた。

この2人の言葉が、
まさに私を言い表している気がする。
図々しくも”やればできる子”と
自分でも思っているが
積極性に欠け、
常に受け身で仕事を待ってしまう。
自分から飛び込んで行かなければ
道は開かないと分かっているのに…

どれだけフットワーク軽く
仕事を取りに行けるか…
私の永遠の課題でもあり、
今年最大の課題だ。

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