大掃除の恐怖

日々の暮らし

今週の To Do リストの中には大掃除が入っている。
せめて年に1回は大掃除を… とは思うのだが、
日々の生活に追われ?ついつい後回しに。(ただの手抜き)
鬼の居ぬ間に何とやらではないが、
汚しの天才である旦那がいない間に、
日頃手の届かないところまで掃除をするつもりだ。

いつもは掃除をしてもその数秒後には汚される。
1日たりとも、きれいになった清々しさを味わえない。
この虚しさはとてもじゃないが言葉にはできないものだ。
ただただイラつき、恐ろしいほどの疲労感に襲われる。

今日は、まずはリビングのソファから始めた。
旦那が寝転がってスナックを食い散らかすので
クッションの下にはスナック等のカスがたまる。
(正直、私には信じられない。
どうしたらそこまでこぼせるのか??)
最近ここの掃除をさぼっていたので、
スゴイことになっていた。
よくもまあ、ここまでカスをこぼせるもんだ。
食べた後のチョコの個包装まで隠していやがった。

そして恐怖の瞬間へと進む。
L字型のソファを部屋のコーナーに置いているので
壁とのすき間や、ソファの下に埃がたまる。
フローリングワイパーが
ギリギリ入らない高さのソファのため、
掃除するにはソファを動かさなければならない。
最後にこの未知の領域を掃除したのはいつのことだろう?
緊張しながらソファを動かしていく。
大量の埃の中には、ナッツやチップス、ボールペン…
そして悲しいかな、ここで一生を終えた蛾の哀れな姿が。

虫が嫌いな私にとっては、
死んでいても処理をするのに勇気がいる。
せめてもの救いは、死がいがこの1つだけだったこと。
いや、他にもいたのかもしれないが、
片目をつぶって認識しない努力をした。
埃を片付け、入念に雑巾がけをしソファを元に戻す。
そばにある本棚も、同じように全体を動かして埃を除去した。
リビングで一番気になっていたパートがきれいになり、
ひとまず満足感に包まれ、今日の仕事は打ち止めに。
このソファが1週間はきれいなままであることが
どれだけ気分をあげてくれることか!

大掃除はまだ始まったばかり。
次は大きな山となるキッチンが待っている。
恐ろしい何かに出会わないことを祈りつつ、
めったに味わえない清々しさを手に入れるため
明日も片目をつぶりながら掃除に精を出すことにしよう。

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