今日は祝日。
いつものごとく、ゆったりと1日が始動した。
旦那が Reddit (アメリカ発祥のソーシャルサイト)のポストで、
ラグビーの国際試合が近所で行われていることを知る。
オーストラリアで最も人気があるスポーツの一つと言われる
Australian Football (Aussie Rules) だ。
ちょうどカナダ vs アイルランドの試合があり見に行くことに。
私は日本で、オズタグラグビーをかじったことがある。
バンクーバーでのワーキングホリデーを終えて帰国した時、
少しでも英語環境に身を置きたいと考えていた。
ソーシャルな場が苦手な自分でも、
スポーツの場なら入っていきやすい。
そこで見つけたのがオズタグだった。
自分の家から通うには遠かったのだが、
日本在住の外国人と日本人が混ざってプレーしていること。
そして球技が好きな私にとって、
楕円形のボールを使う競技に元々興味があったことも重なり、
勇気を出して見知らぬ人たちの中に飛び込んだのだ。
その縁でビーチラグビーの仲間に出会うことにもなった。
さらには無謀にも、女子セブンスラグビーの試合にまで
ちょいと顔を出してしまった。
ド素人の私が試合で任されたのは大外のポジション。
ボールが出てくるタイミングを見計らって走り込み、
パスされたらそのまま走るだけという役目だ。
決して足が速いわけではないが、現実的にそこしかできない。(苦笑)
しかしボールを持つと敵がこぞって私をめがけて走ってくる。
楕円のボールに興味はあったものの、タックルされるのはご免だ。
当日は2、3回ボールをパスされて走った記憶がある。
どのように止められたかあまり覚えていないが、
倒されて、頭を軽く地面に打ちつけたことだけはかすかに覚えている。
怖いスポーツだ…
前半の7分だけ出させてもらったが、緊張で喉がカラッカラになった。
後半、私と同じように素人で参加した知り合いは、
豪快に持ち上げられるようなタックルを受けていた。
自分の時でなくて良かった…と心の底からそう思った。
そんなこんなで、それまで知らなかった
ラグビーというスポーツを少し知ることになった。
ラグビーにユニオンとリーグがあることや、
オーストラリアン・フットボールという存在も一応は知っていた。
ユニオンの試合もリーグの試合も実際に見たことはあるが、
オーストラリアン・フットボールを見るのは今日が初めてだ。
もう少しラグビーの要素があると思っていたのだが、
プレーのほとんどがキックでつながれるスポーツで全く別物だった。
ルールも全く分からないまま見ていたのだが、
ちょうどゴールポストの真後ろに陣取っていたこともあり、
通りがかったカメラマンがゴールのポイントだけ教えてくれた。
4本立っているゴールポストの中央を通ると6点、
その両脇のポストの間を通ると1点らしい。
出だしはカナダのゴールが続き調子良さそうに見えたが、
後半はアイルランドの怒涛のゴールで突き放され、
82-27で敗戦だった。
ゴール後ろにいたので、ボールを拾うチャンスに数回恵まれ?
記念にボールを持って写真にパチリと収まってみた。
この試合、今週中ずっと続くらしいのでまた見に行ってみようと思う。
オリンピック競技を見ていていつも感じることなのだが
世の中には本当に色々なスポーツがあるものだ。
いつどこで何に出会い、そしてどのスポーツを選ぶのか…
このオーストラリアン・フットボールを見ていて同じ考えがよぎった。
これが人気種目であるオーストラリアは別にして、
他の国の人たちは何がきっかけでこの種目を選んだのだろうか?
きっと何か不思議な縁があるに違いない…
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